絶対等級

詩は日記で日記は詩

ほんねの残骸

特異点通過してから

覚悟はしていたことだけど

 

自分の怒りや悲しみの理由が

大事な人と共有できないってつらいね。

 

 

自分の状況を事細かにぜんぶ話せてもいないのに

 

あの呟きはずるいよなぁ。と、じぶんでも 思う。

 

 

話してないんだから、わからないのはあたりまえ。

 

仕方ない。

 

仕方ない。

 

 

だけど、ここも、あそこも、

日記であり、遺書だから

ほんとに叫びたい気持ちだけは

残しておきたかった

 

私がここで黙ったら

命かけてくれた人たちに申し訳が立たないのです。

 

こうして仄めかすことは

本当は誰かに打ち明けたくてたまらないからだよね。ほんとずるい。

 

いないことにされたくない。

静かに消えろよと風が吹く。

それすら言うこと聞けなくて。

 

 

残りの人生なのだから。

 

だけどそれすら全ての守りたいことのために

警戒しなければいけない。

 

守りたいことのために叫ぶことと

守りたいことのために黙る矛盾。

 

どうかなんのしがらみもなく

天気の話するノリで

話せる日が来ますように。

 

いつかの誰かに届きますように。