絶対等級

詩は日記で日記は詩

流れ星へ

うまれてこのかた

 


寝て起きるたびに悶える心臓とか

 


目が回りそうな感覚をこらえて

昇り降りした階段とか

 


いつかの痛みを落としたキャンバスが

外されて残った額縁とか

 


後から見ると自分でも読めない

日記の文字とか

 


お腹の底から苦しみを感じて

はじめてわかる歌詞の意味とか

 


奪うために与えられたようなものとか

 


すべてが間違ってなかったって

意味があったって

 


そう思える頑なで確かな事象に

出逢えますように

 


どうか出逢えますように