絶対等級

詩は日記で日記は詩

朝泣き

 

無知の悪魔よ

 

泣き声がした

 

逃げ場所がないから

 

お墓まで歩いてしゃがんだ 雨の早朝

 

何も祈らなかった

 

殴られながらは赦せない

 

羽の大きい天使の絵を描いた

 

心さえ 丈夫だったら

 

体さえ 丈夫だったら

 

そんなふたりだったんだろう

 

そんなふたりだから 出逢えたんだろう

 

なんて思いきかせてみる

 

人の笑い声がますます苦手になった

 

君の笑顔以外 何も

 

愛のイミも知らずに 愛を経験してく私たち

 

君といっしょにいたかっただけ

 

真実など それだけ